2017年12月16日土曜日

次回は2018年1月13日、葉室麟『大獄 西郷青嵐賦』(文藝春秋 2017.11.15刊 1700円+税)を取り上げます。

2018年 1月13日(土)17:00~18:30 北浜教室
次回取り上げるのは葉室麟『大獄 西郷青嵐賦』(文藝春秋 2017.11.15刊 1700円+税)です。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907499
作家、葉室麟が西郷隆盛をどう描くのか。この歴史小説は第一弾とあるように今後も書き継がれるはずですが、期待して読み進めたいと思い、取り上げました。
(出版社の紹介)
西郷隆盛は薩摩藩主の島津斉彬に仕え、天下のことに目覚め、一橋慶喜擁立のため暗躍するが……。時代小説の名手による西郷伝第一弾。


これまでの内容は右欄の読書カフェのコーナーをご覧ください。
レジメなども掲載しています。
大阪自由大学動画チャンネルにもアップしています。

2017年12月4日月曜日

2017年12月16日に取り上げるのは倉本一宏『戦争の古代日本史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで』

2017年 12月16日(土)17:00~18:30 北浜教室

次回取り上げるのは倉本一宏『戦争の古代日本史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで』(講談社現代新書 2017.5.20刊 880円+税)です。
来年は明治150年になります。日本の近代化と東アジアとの関係を考える上でも、古代史まで遡って、日本と東アジアの戦争と平和を考えてみたいと思います。

(出版社の紹介)
今日の近隣諸国との関係は、近現代史を追うだけではわからない!
好太王碑が語る対高句麗戦惨敗の衝撃。
史上最大の敗戦「白村江」。
壬申の乱と北東アジア情勢。
藤原仲麻呂独裁政権の新羅征討計画。
藤原道長ら平安貴族を襲った「刀伊の入寇」――。
話題作『蘇我氏』の著者が帝国日本の源流を探り、日本人の「異国」観がつくられていく過程を辿る、日本古代史の決定版!

課題図書一覧(2017年12月1日現在)

これまで取り上げてきた本です。

第45回(2017.11.25)依田高典『「ココロ」の経済学――行動経済学から読み解く人間のふしぎ』(ちくま新書 2016.12.10刊 )
第44回(2017.10.14)東谷暁『山本七平の思想』(講談社現代新書 2017.8.20)
第43回(2017.09.16)テッド・チャン『あなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫 2003.9.30刊)
第42回(2017.07.29)水野和夫『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』(集英社新書 2017.5.22)
第41回(2017.06.24)ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』下巻 河出書房新社(2016.9)
第40回(2017.05.27)ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』上巻 河出書房新社(2016.9)
第39回(2017.04.28)水島治郎『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』中公新書(2016.12)
第38回(2017.03.18)佐伯啓思『反・民主主義論』新潮新書(2016.10)
第37回(2017.02.18)片山杜秀、島薗進『近代天皇制――「神聖」か、「象徴」か』集英社新書(2017.1)
第36回(2017.01.28)吉田修一『犯罪小説集』(KADOKAWA)
第35回(2016.12.10)エマニュエル・トッド『問題は英国ではない、EUなのだ――21世紀の新・国家論』 (文春新書)
第34回(2016.11.12)大澤真幸『日本史のなぞ――なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか』 (朝日新書)
第33回(2016.10.22)細谷雄一『安保論争』(ちくま新書)
第32回(2016.09.24)井上智洋『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』 (文春新書)
第31回(2016.07.23)松本佐保『熱狂する「神の国」アメリカ 大統領とキリスト教』 (文春新書)
第30回(2016.06.25)菅野完『日本会議の研究』(扶桑社新書)
第29回(2016.05.21)佐藤親賢『プーチンとG8の終焉』 (岩波新書)
第28回(2016.04.09)中島岳志、島薗進『愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか』 (集英社新書)
第27回(2016.03.12)松尾豊『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』 (角川EPUB選書)
第26回(2016.02.13)佐藤優・山内昌之「第三次世界大戦の罠」(徳間書店)
第25回(2016.01.23)葉室麟「春風伝」(新潮文庫2015年10月刊)
第24回(2015.12.12)安冨歩『満州暴走ー隠された構造 大豆・満鉄・総力戦』(角川新書 2015年6月刊)
第23回(2015.11.14)井上章一『京都ぎらい』(朝日新書 2015年9月刊)
第22回(2015.10.10)遠藤誉『チャイナ・セブン 紅い皇帝 習近平』(朝日新聞出版 2014.11)
第21回(2015.09.12)原田伊織『明治維新という過ち』(毎日ワンズ)
第20回(2015.07.18)エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告」』(文春新書)800円(税別)2015.5月刊
第19回(2015.06.20)伊勢崎賢治『武装解除 紛争屋が見た世界』(講談社現代新書)800円(税別)2004.12刊
第18回(2015.05.16)三浦瑠麗『日本に絶望している人のための政治入門』(文春新書)
第17回(2015.04.25)服部龍二著「外交ドキュメント 歴史認識」(岩波新書)
第16回(2015.03.14)矢部宏治『日本はなぜ「基地」と「原発」が止められないのか』(集英社インターナショナル)
第15回(2015.02.14)内藤正典著「イスラム戦争ー中東崩壊と欧米の敗北」(集英社新書)
第14回(2015.01.24)堤未果著「沈みゆく大国・アメリカ」(集英社新書)
第13回(2014.12.06) 渡辺京二著「近代の呪い」(平凡社新書)
第12回(2014.11.08)佐伯啓思著「正義の偽装」(新潮新書)
第11回(2014.10.04)原武史著「知の訓練 日本にとって政治とは何か」(新潮新書、2014.07)
第10回(2014.09.13)赤坂真理著「愛と欲望の戦後とその後」(講談社現代新書,2014.05)
第9回(2014.07.12)瀬木比呂志『絶望の裁判所』(講談社現代新書 2014.2)
第8回(2014.06.14)水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書)
第7回(2014.05.10)高木徹『国際メディア情報戦』(講談社現代新書、2014)
第6回(2014.04。12)佐藤優著「サバイバル宗教論」(文春新書)
第5回(2014.03.15)朝井まかて『恋歌』(講談社)
第4回(2014.02.08)與那覇潤対論集『史論の復権』(新潮新書)
第3回(2013.12.07)遠藤比呂通『人権という幻―対話と尊厳の憲法学』(勁草書房)
第2回(2013.11.09)有馬哲夫『CIAと戦後日本―保守合同・北方領土・再軍備』(平凡社新書 )
第1回(2013.10.12)白井聡『永続敗戦論』(太田出版)

大阪自由大学読書カフェのページです。

読書カフェの内容を随時、紹介していきます。

次回の第61回読書カフェ(2019年3月16日)は第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』

2019年3月16日(土)17:00~18:30 北浜教室 次回の読書カフェは、第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』(単行本は講談社、2019年1月刊、雑誌『文藝春秋』3月号に収載)をとりあげます。昨年12月号の文芸誌『群像』に掲載された200枚の作品です...