2019年2月26日火曜日

次回の第61回読書カフェ(2019年3月16日)は第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』

2019年3月16日(土)17:00~18:30 北浜教室

次回の読書カフェは、第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』(単行本は講談社、2019年1月刊、雑誌『文藝春秋』3月号に収載)をとりあげます。昨年12月号の文芸誌『群像』に掲載された200枚の作品です。

仮想通貨がこの小説で扱われています。2009年に流通する通貨として登場する「ビットコイン」に何か不穏なものを感じた人もいたのではないでしょうか。それとこの小説に登場する「ニムロッド」こと荷室仁という名前がちょっと気になるのですが。

(出版社紹介文)
第160回芥川賞受賞作。
それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。
あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。
新時代の仮想通貨小説。
仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。
中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。
小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。……
やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。「すべては取り換え可能であった」という答えを残して。

2019年2月23日土曜日

第60回読書カフェ「マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する」をアップしました。

第60回読書カフェ「マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する」をアップしました。
レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/bookcafe20190223.pdf




2019年1月27日日曜日

次回(2019年2月23日)は丸山俊一+NHK制作班『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』(NHK出版新書、2018.12)

2019年2月23日(土)17:00~18:30 北浜教室

次回の読書カフェは、丸山俊一+NHK制作班『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』(NHK出版新書、2018.12)をとりあげます。
1980年生まれのドイツの哲学者マルクス・ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』は、現在、アマゾンでベストセラーになっています。NHKはガブリエリを登場させるドキュメンタリーをこれまで制作しており、本書は、それを中心に文字化したものです。
2月3日、NHKのEテレで「欲望の哲学史 序章~マルクス・ガブリエル、日本で語る~」が再放送されます。

(出版社紹介文)
話題沸騰! 若き天才哲学者の思想に触れる格好の入門書。
著書が日本で異例の売れ行きを見せている“哲学界の新星”、マルクス・ガブリエル。2018年6月の来日時の滞在記録をまとめて大反響となったNHK番組「欲望の時代の哲学」を待望の書籍化。あのガブリエルが、誰にでも分かる言葉で「戦後史」から「日本」までを語りつくす!
世界的ロボット工学者・石黒浩氏とのスリリングな対論も収録。

2019年1月26日土曜日

読書カフェ『「AI資本主義」は人類を救えるか』(2019年1月26日)開催

読書カフェ『「AI資本主義」は人類を救えるか』(2019年1月26日)開催

レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/bookcafe20190126.pdf




2018年11月15日木曜日

次回の第58回読書カフェ(12月15日)では、池上彰ほか『平成論 「生きづらさ」の30年を考える』(NHK出版新書、2018年9月刊

2018年12月15日(土)17:00~18:30 北浜教室

次回の読書カフェでは、池上彰ほか『平成論 「生きづらさ」の30年を考える』(NHK出版新書、2018年9月刊)をとりあげます。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885612018.html

この30年を「宗教」「スピリチュアリティ」といった視点で考えようという本です。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院主催の2017年の公開シンポジウム「現代の社会と宗教1995~2017」が下敷きになっています。池上彰、上田紀行、中島岳志、弓山達也の4氏の論考が載っています。

(出版社紹介文)
崩壊、沈滞、動揺── 平成 とは何であったか
2019年4月30日、「平成」の三十年間が終わりを告げる。「私たちは今どんな時代に生きていて、これからどんな時代を生き抜こうとしているのか」。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授四人が、「宗教と社会」をキーワードに、激動の平成時代を総括する。

2018年10月14日日曜日

次回(11月10日)の読書カフェでは、堤未果『日本が売られる』(幻冬社新書、2018年10月刊)をとりあげます。

次回の読書カフェでは、堤未果『日本が売られる』(幻冬社新書、2018年10月刊)をとりあげます。
https://www.gentosha.co.jp/book/b11958.html

今年の7月5日、オウム真理教の松本智津夫らの死刑執行に驚かされた、ちょうどその頃に水道事業の運営権を民間に売却できる仕組みを導入した水道法改正が衆議院を通過した。水だけではない。種子、農地、森、海など日本の資産が売られようとしていると警告の声を上げたのが堤未果さんだ。これは読まずにはおれない。

(出版社紹介文)
水と安全はタダ同然、医療と介護は世界トップ。そんな日本に今、とんでもない魔の手が伸びているのを知っているだろうか?
法律が次々と変えられ、米国や中国、EUなどのハゲタカどもが、我々の資産を買いあさっている。水や米、海や森や農地、国民皆保険に公教育に食の安全に個人情報など、日本が誇る貴重な資産に値札がつけられ、叩き売りされているのだ。マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な現場取材と膨大な資料をもとに暴き出す!

2018年10月13日土曜日

第55回読書カフェは、吉田裕『日本軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』です。

読書カフェでは、吉田裕『日本軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書、2017年12月刊)をとりあげました。


レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/bookcafe20181013.pdf

次回の第61回読書カフェ(2019年3月16日)は第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』

2019年3月16日(土)17:00~18:30 北浜教室 次回の読書カフェは、第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』(単行本は講談社、2019年1月刊、雑誌『文藝春秋』3月号に収載)をとりあげます。昨年12月号の文芸誌『群像』に掲載された200枚の作品です...